印象的な経験を日本語で披露 松山で弁論大会、9カ国13人競う(愛媛)
就業や留学のため県内で暮らす外国人が、印象的な経験などをスピーチする「外国人によるにほんご弁論大会」が8日、松山市大手町1丁目の愛媛CATVであり、9カ国13人が日本で身につけた語学力を披露した。 文化や習慣の違いへの理解促進などを目的に、松山湯築ライオンズクラブ(中嶋和也会長)が開催。スピーチは5分以内で発表内容や表現力で競われた。 最優秀賞に選ばれたインドネシア出身で愛媛大大学院連合農学研究科2年のレディ・チャニアさん(29)は、自身が身に着けるヒジャブ(スカーフ)への周囲の視線に気付いた出来事を取り上げ「とても不安な気持ちになった」と説明。日本アニメが好きで、日本のテーマパークにも行きたい「普通の女の子」と自己紹介し、「見た目の違いがあっても共通点はたくさんある。認め合って多くの人とお互いを紹介しあいたい」と笑顔で話した。
愛媛新聞社