『ドラクエ』弱すぎてずっこけた! 見かけ倒しにもほどがある、ガッカリボス3選
見かけ倒しすぎて拍子抜けした哀れなボスたち
「ドラゴンクエスト」シリーズには、さまざまなボスキャラが登場します。ボスといえば、プレイヤーを苦しめる強敵……かと思いきや、なかには弱すぎて拍子抜けしてしまうモンスターもいるのです。 【画像】え…吹いた! コチラが公式の“説明”が不憫すぎる『ドラクエ3』ガッカリボスです(3枚) 例えば『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』(以下、ドラクエ5)に登場する「ゴンズ」です。ゴンズは「光の教団」に所属する親玉「ゲマ」直属のモンスターで、主人公の父である「パパス」を殺した仇のひとりです。『ドラクエ5』におけるゲマとその部下たちは圧倒的な存在感を誇っており、彼らの撃破を目標にしていたプレイヤーも多いはずです。 父親を焼き殺したゲマの部下ということで、ゴンズ戦前には気合いが入ったことでしょう。ところが、実際に戦ってみると、ゴンズの行動パターンは通常攻撃と、ひとりを対象にダメージを与える「振りまわし」のふたつしかありません。 呪文は全く使ってこないので、守備力を上げる呪文「スクルト」を使っていれば難なく倒せてしまいます。そのあまりの脳筋っぷりに「なんであんなに高い地位にいるのか謎」と、ゲマの人選にセンスを疑う声もありました。 また「ドラクエ」のボスは大半が、状態異常が効きづらい仕様になっています。『ドラゴンクエストVI 幻の大地』のボスのひとりである「ブラディーポ」は、「こんらん」の状態異常が効いてしまうのです。 ブラディーポとは「夢見の洞窟」で戦うことになり、それなりに強いボスです。通常攻撃のほか、「まぶしいひかり」や「スカラ」や「ルカニ」なども唱えてきます。しかし、こんらんの状態にしてしまえば、そういった技を十分に発揮できなくなります。 ブラディーポ戦までに、敵1体をこんらんさせるアイテム「ほしのかけら」を入手しておくか、「メダパニ」を覚えておけば、戦闘を一気に有利に持ち込めます。実際にこんらん状態にさせたプレイヤーからは、「拍子抜けすぎて笑ってしまった」といった声があがっていました。 ほかには『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』の「バリクナジャ」も、弱過ぎて多くのプレイヤーを驚かせました。バリクナジャは過去の「コスタール地方」における、小さな子供がモンスターに変貌する怪事件を追うなかで戦うことになります。 過去のコスタール地方は色つき石版で行ける最後の地であり、そこのボスであるバリクナジャは、石版による世界全体のラスボスといっても過言ではありません。バリクナジャの前座ボスとして戦うことになる「ガマデウス」いわく「おまんらが考えもつかぬようなごっつい大物」とのことで、多くのプレイヤーが気を引き締めて戦闘に挑みました。 しかし、戦ってみると、これが拍子抜けするほど弱いのです。ステータス面ではふたつ前の石版世界で戦うボス「ヘルクラウダー」よりも劣り、HPがヘルクラウダーの半分ほどしかないといわれています。行動パターンも攻撃→回復→攻撃の単純なローテーションで、さらに完全1回行動となっています。よって大した対策を施さなくても、あっさり勝ててしまうため、その弱さからネット上では「ごっつい大物(笑)」と馬鹿にされることもありました。 スマートフォン版『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』: (C)1992,2014 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX All Rights Reserved.Developed by: ArtePiazza
マグミクス編集部