<はばたけ!兵庫の翼>’21センバツ選手紹介/15 東播磨 大西悠斗選手/神戸国際大付 能登原健生選手 /兵庫
◆東播磨 ◇スタメンを全力サポート 直井千洋選手(1年) 秋は地区大会で初めてベンチに入ったが、得意にしていた守備でミスが増え、県大会でのベンチ入りは逃した。県大会中、試合前後はメンバーの荷物持ちなど裏方に徹した。 座右の銘の「継続は力なり」を信じ、基本に立ち返ってゴロの捕球練習に励んだ。こうした姿勢が評価され、近畿大会では再度、ベンチ入りを果たした。現在は強い打球でも、球の下側を見るよう意識して丁寧に追うことで球際に強くなったと実感する。 尊敬する人は両親。仕事があるのに、朝早くから弁当を用意して送り出してくれる姿に頭が下がる。センバツ選出について特に母親の喜びが大きく、「ベンチに入っても入れなくても、自分にできることを全力で」と背中を押してくれた。甲子園では「ベンチに入り、スタメンを全力でサポートしたい。試合では鍛えた守備力を発揮したい」。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)163センチ・58キロ(2)右投げ、左打ち(3)加古川・神吉中(4)音楽を聴く(5)焼き肉/ゴーヤー ……………………………………………………………………………………………………… ◆神戸国際大付 ◇大きな声で仲間を励ます 勝木力輝斗選手(2年) 「戦力になるなら声の大きさしかない」と、練習で積極的に声を出し、秋からベンチ入りした。試合でチームが劣勢の時も、「リラックスしていこう」と仲間を励ます。 「秋は大事な場面で打てなかった」との反省から、低めの変化球への対応を課題とした。バットを両手で持って手首をひねらせ柔軟性を高め、10キロのハンマーをタイヤに振り下ろして体幹を鍛える練習を導入した。バットがボールに当たる感覚をつかみ、「変化球をしっかり捉えることができるようになった」と手応えを感じている。 センバツでは背番号5を付け、先発メンバーに入った。三塁手を任され、「鋭く速い打球をアウトにする」、打撃では「ホームランを打つ」ことが目標だ。ベンチでも得意の声を武器に全力で応援するつもりだ。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)176センチ・85キロ(2)右投げ、右打ち(3)宍粟・山崎東中(4)映画鑑賞(5)うどんといちご/なすび、ゴーヤー、オクラ、ピーマン、インゲン豆、グリーンピース ……………………………………………………………………………………………………… <メモの見方>(1)身長・体重(2)投・打(3)出身中学(4)趣味(5)食べ物の好き/嫌い 〔但馬版〕