坂本花織が全日本4連覇、自己ベスト上回る高得点…トリプルアクセル着氷した16歳の島田麻央2位
フィギュアスケートの全日本選手権第3日は22日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで行われた。 【写真】ペアで優勝した三浦璃来(上)、木原龍一組のフリーの演技
女子フリーは、ショートプログラム(SP)首位だった世界女王の坂本花織(シスメックス)が149・76点で1位。合計228・68点で4年連続5度目の優勝を果たした。女子が4連覇を果たすのは、2017年大会の宮原知子さん以来7年ぶり。坂本はほぼミスのない演技で、スピード感あふれる艶やかな舞いを披露。国際スケート連合(ISU)非公認ながら、フリー、合計とも自己ベストを大きく上回った。
ジュニアのグランプリ(GP)ファイナルを3連覇した16歳、島田麻央(木下グループ)は143・42点をマークしフリー2位、合計219・00点で2位に入った。冒頭のトリプルアクセルは、回転不足と判定されたが着氷した。3位は北京五輪5位の樋口新葉(ノエビア)で206・40点。SP3位の千葉百音(木下アカデミー)はフリーでは7位と伸びず、4位だった。