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候補者の訴えに耳を傾ける有権者ら（１５日午後１時５分、京都市内）＝撮影・笠原良介

衆院選2024

　京都府内の6選挙区には自民6人、立民4人、維新5人、共産6人、れいわ1人、参政4人、無所属4人の計30人が立候補を届け出た。候補者数は小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以降、最多だった2012年と同数。女性候補は09年と12年に並ぶ6人だった。前職9人、元職2人、新人19人。 　2021年の前回選は立民と共産による事実上のすみ分けが生じたが、今回は各党が積極的に擁立を進め、前回を10人上回った。 　前回、比例復活を含め3議席にとどまった自民は前職3人と新人3人が届け出た。政治とカネの逆風に揺れる中、どこまで議席を回復できるかが焦点。立民は初めて擁立した1区の新人を含め4人が出た。政権交代に向けてベテラン2人の圧勝と議席奪取を目指す。 　維新は前職3人、新人2人が立つ。党勢に陰りが見える中、京都で足場を固められるか注目される。前回3、6区で擁立を見送った共産は全選挙区で新人を擁立し、比例票の上積みを狙う。 　れいわは新人1人、参政は元職1人と新人3人が届け出を済ませた。無所属は前職1人が5期目を目指して立ったほか、新人3人も届け出た。