「何も生み出さない」「簡単に失った」前半のみで交代の遠藤航に“最低評価”相次ぐ「ボールを扱うのにあまりに苦労した」
「タッチが悪かった」
12月9日に開催されたプレミアリーグの第16節で、遠藤航が所属する2位のリバプールは14位のクリスタル・パレスと敵地で対戦。後半にPKで先制を許すも、76分にモハメド・サラー、後半アディショナルタイム1分にハービー・エリオットがネットを揺らし、逆転勝利を飾っている 【動画】遠藤のボールロストからあわやPK。VARに救われたシーン 2-0で勝利した前節のシェフィールド・ユナイテッド戦に続いて、プレミアでは初めて2試合連続でスタメン入りを果たした遠藤は4-3-3のアンカーに入る。 だが、厳しい寄せにボールを失う場面が散見。29分にボールロストから、フィルジル・ファン・ダイクがPKを与えたシーンはオンフィールドレビューの末にファウルが認められたものの、攻撃にも貢献できず、前半のみで交代となった。 現地では「チーム最低評価」が相次いでいる。リバプールの地元紙『Liverpool Echo』は「5点」で、「ボールを簡単に失うシーンがあり、ファウルという当然の判断でパレスのペナルティが科せられなかった場面もあった」と寸評を添えた。 『The Standard』紙も「5点」で、「何も生み出さなかった。ウィル・ヒューズのプレッシャーを受けて簡単に倒され、パレスの最初のPKとなったシーンは取り消される結果となった。ハーフタイムで外された」と辛辣だ。 「序盤はボールを多く受けたが、動きが少なく、走力もなかったため、ボールを扱うのにあまりに苦労した」と指摘したリバプールの専門サイト『THIS IS ANFIELD』も「5点」で、こう続けている。 「タッチが悪かったために1、2度捕まったが、VAR判定により、ウィル・ヒューズのエンドウへのファウルでPKが無効になった。ハーフタイムに途中交代となったが、それは彼自身がパレス打破に貢献できなかったのと同じくらい、レッズの創造性の欠如が原因だった」 アレクシス・マカリステルが故障中のなか、アピールのチャンスだったが、好印象を与えられなかった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部