自身3度目の2週連続Vで通算20勝目を挙げた鈴木愛

＜Vポイント×ENEOS ゴルフトーナメント　最終日◇17日◇鹿児島高牧カントリークラブ（鹿児島県）◇6456ヤード・パー72＞ 【動画】西村優菜　米ツアーで進化したショートゲームを語る 国内女子ツアーの最終日は荒天のため10番からの9ホールに短縮された。雨中の短期決戦は首位タイから出た前週優勝の鈴木愛が5バーディ・2ボギーの「33」で回り、トータル10アンダーで並んだ小祝さくらとのプレーオフに突入。2ホール目で小祝がボギーとし、パーセーブした鈴木に軍配。ツアー通算20勝目を自身3度目の2週連続優勝で飾った。 プレーオフに敗れた小祝は前週に続いて2位。1打差の3位には「31」をマークした申ジエ（韓国）、3打差の4位には柏原明日架が続いた。 2週連続最終日最終組に入り、ツアー初優勝を狙った20歳の竹田麗央は「37」とスコアを落として、開幕からトップ10入りを続ける天本ハルカと並び5位タイ。 昨年のプロテストに合格し、今週がプロデビュー戦となった18歳の菅楓華は、初日から「71」、「70」、「34」と3日間ともアンダーパーでプレー。トータル5アンダー・7位タイでデビュー戦を飾った。 前年覇者の青木瀬令奈はトータル3アンダー・18位タイ、地元・鹿児島県出身の勝みなみはトータル2アンダー・22位タイで競技を終えた。 なお、荒天のため競技が短縮された影響で決勝ラウンドに進出した50人をさらに絞るセカンドカットを実施。トータル1アンダー・28位タイの37人が最終ラウンドをプレーした。 【最終日の上位成績】（カッコ内はFRのスコア） 1／－10／鈴木愛（33） 2／－10／小祝さくら（33） 3／－9／申ジエ（31） 4／－7／柏原明日架（35） 5T／－6／天本ハルカ（34）、竹田麗央（37） 7T／－5／岩井千怜（33）、菅楓華（34）、金澤志奈（36）、菊地絵理香（36）、上田桃子（36）、尾関彩美悠（37）、ウーチャイェン（37）