リサイクルガラスを使った容器、ギフトボックス付きの「原宿はちみつヌーヴォー2024」のイメージ

　洋菓子メーカーのコロンバン（渋谷区神宮前6）が4月26日、渋谷のビル屋上で採れた百花蜜「原宿はちみつヌーヴォー2024」を発売する。（シブヤ経済新聞） 【写真】渋谷のビル屋上で行っている養蜂の様子 　同社は2010（平成23）年、「自然環境に貢献したい」と、かつて表参道沿いで営業していた旧「コロンバン原宿本店サロン」屋上で養蜂事業を始め、翌2011（平成23）年からは渋谷公園通り近くの自社ビル屋上で養蜂を行っている。採れた蜂蜜は、ロールケーキなど自社のスイーツにも使っている。 15年目となる今年は3月の寒い気候で生育が遅れたというが、2層建ての巣箱8群で約25万匹のミツバチを飼育している。 　毎年、その年の初搾りの蜂蜜を「原宿はちみつヌーヴォー」として発売している。収蜜エリアは明治神宮や代々木公園などで、桜や菜の花。ツツジ、カエデ類、野イチゴなどの花蜜がブレンドされた百花蜜となる。同社では採った蜂蜜はろ過して不純物は取り除くが、加熱など加工はしていない。 　蜂蜜は、1900年創業独ガラスメーカー「WECK」社のリサイクルガラスを使った容器に入れ、ギフトボックス付きで販売する。価格は2,500円（80グラム）。 　事前予約制で、店頭では今月26日～5月9日に受け付け、同10日～31日に受け渡す。