武蔵川親方のおい「楽しみです」新弟子検査で笑顔 高校時代はアメフトＤＬ＆砲丸投げハワイ３位
大相撲九州場所（１０日初日、福岡国際センター）の新弟子検査が１日、福岡市内で行われ、武蔵川親方（元横綱武蔵丸）のおいで米ハワイ出身のダニエル・アイルア（１８）＝武蔵川、元横綱朝青龍のおいでモンゴル出身のセルジブデー・ルブサンゴンボ（１８）＝錣山＝ら受検した９人全員が身長１６７センチ以上、体重６７キロ以上の体格基準を満たした。内臓検査の結果を受けて、初日に合格者が発表される。アイルアはとルブサンゴンボは外国人のため、内臓検査に合格すれば興行ビザ取得後の来年初場所で初土俵を踏む。 【写真】新弟子検査を終え、元横綱朝青龍のおいとともに力強く拳を握る武蔵川親方のおい アイルアは１８１センチ、１２９キロで基準をクリア。「うれしいです」とはにかんだ。２０１９年秋場所限りで引退した元幕下武蔵国を兄に持つ。研修のため、昨年８月から部屋で生活してきたが「日本語ムズカシイです。稽古はキツいです」と苦笑。高校時代はアメリカンフットボールのディフェンスラインを務め、砲丸投げでハワイ３位の実績がある。 師匠からは「頑張って」とハッパをかけられているというアイルアは、同じ押し相撲での出世が目標。「楽しみです」と期待に胸を膨らませた。
