先発起用のチェイス・アンリをシュトゥットガルト指揮官が称賛!ローテーションの目的は「まず試合に勝つこと」
シュトゥットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督は、チェイス・アンリらの起用について説明している。 チャンピオンズリーグ(CL)2024-25 試合日程・リーグフェーズ組み合わせ シュトゥットガルトは26日、ブンデスリーガ第8節でホルシュタイン・キールとホームで対戦。終盤に退場者を出したものの、2-1の勝利を収めた。そしてこの試合では、チェイスがリーグ戦2試合ぶりの先発出場。試合を通して安定感あるプレーを披露したことが現地で評価されている。 第6節ホッフェンハイム戦では3バックの右CBでプレーしたチェイスだが、今回は4バックの右CBとして先発出場。ヘーネス監督は試合後、勝利したチャンピオンズリーグのユヴェントス戦(1-0)から複数の選手を入れ替え、先発起用したチェイスやエル・ビラル・トゥーレ、ファビアン・リーダーについて言及している。 「(今後のメンバー入れ替えの可能性は)もちろん、それぞれの状態を見なければならないが、火曜日(29日のDFBポカール2回戦カイザースラウテルン戦)もそういうことになるだろう。火曜日、金曜日(11月1日の第9節レヴァークーゼン戦)と非常に短い1週間を迎えるので、これまでさほど出場機会がなかった選手たちがプレーすることは考えられる」 「(2点目を決めた)エル・ビラルは、新たな刺激が我々にとってどれほど大きな助けとなっているかを象徴しているだろう。ファービー(リーダー)はすべてが上手くいったわけではないかもしれないが、よく頑張ったと思う。常にインテンシティを加え、チームのために働いてくれた」 「アンリは、試合の大部分でとても上手くやってくれた。そして、彼がブンデスリーガデビューを果たしたのはまだそれほど昔のことではないことを忘れてはならない。良いトレーニングを見せ、これまでのパフォーマンスも良かったし、彼にとってピッチに立つことが重要だ。特に前半には本当に大事なデュエルを1~2回制してくれた。それに、アント(アントニー・ルオー)に少しばかり回復する機会を与えたかった」 一方でヘーネス監督は、これらローテーションの一番の目的は選手の育成ではなく“勝利”だと強調。「もちろん、どうすれば試合に勝てるかだ。遠い未来のことを見据え過ぎたり、長期的な戦略を追求することでもなく、まずは試合に勝つこと、刺激を与えること、フレッシュなプレーヤーを送り込むことを優先する」と説明している。