54歳ママの元スーパーモデル、若い女性が経済的理由で子どもをあきらめていることに懸念
2001年と23年に代理出産で2人の子どもを授かったスーパーモデルのナオミ・キャンベル(54)が、若い女性たちが経済的な理由で子どもを持つことをあきらめている現状に懸念を示した。 【写真】54歳ママの元スーパーモデルが祝福した、ふっくらお腹投稿 シングルマザーとして50歳で第1子を授かった後、53歳で再び極秘でママになったキャンベルは、英タイムズ紙のインタビューに応じ、「子どもを持つのはお金がかかりすぎるし、子どもを欲しくないかもしれないと多くの女性が言っていると聞きました。私は、“考えが変わるでしょう”と言います。お母さんになりたくなるでしょう」と語った。 子どもを持つことは経済的に厳しいことに理解を示した上で、「私の母は何も持っていなかったのに、なんとかやってのけました。やりがいがあります。(子どもを持つことは)本当に素晴らしい」と話し、親になることに伴う金銭的負担は「価値があること」だと語った。 少子化は日本に限らず世界中で社会問題となっており、イングランドとウェールズの出生率も1939年に記録が始まって以降、最低レベルを更新。2022年は女性1人当たり1.49人に減少したという。「子どもは私にとってすべて。将来のことを考えると不安になる」と語っている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)