東京・武蔵野市長に小美濃氏 18年ぶり自民系
前市長辞職に伴う東京都武蔵野市長選は24日投開票の結果、無所属新人の元市議小美濃安弘氏(61)=自民、公明推薦=が、元市議笹岡裕子氏(37)=立憲民主、共産、れいわ、社民支持=を破り初当選した。投票率は44.77%。市によると、自民系の市長は元衆院議員の土屋正忠氏以来18年ぶり。 【写真】立民の菅直人元首相が不出馬表明 衆院選、後継に武蔵野市長 11月
小美濃氏は、推薦した自民党が派閥の政治資金パーティーを巡る裏金疑惑で逆風下での選挙となったが、市議や都議としての政治経験を訴えて支持を広げた。 笹岡氏は松下玲子前市長の事実上の後継として、子育てや介護施策に力を入れると強調したが及ばなかった。