全仏オープン混合Vの加藤未唯 失格の女子ダブルス同ペアで再出発も1回戦敗退
◇テニス リベマ・オープン、女子ダブルス1回戦 V・クズモバ/T・ミハリコバ組2-0加藤未唯/A・スーチャディ組 (日本時間14日、オランダ・セルトーヘンボス) 【画像】全仏オープンでボールをぶつけてしまったボールパーソンと笑顔で記念撮影した加藤未唯選手 今季初の芝の大会となった、テニスのリベマ・オープンの女子ダブルス1回戦で、加藤未唯選手とA・スーチャディ選手組は、V・クズモバ選手とT・ミハリコバ選手のスロバキア組に5-7、2-6のストレート負けを喫しました。 加藤選手は、前週の全仏オープンの混合ダブルスで、ドイツのT・プッツ選手とペアを組んで、四大大会初優勝を飾りました。 この混合ダブルスの前には、女子ダブルスで今大会もペアを組むスーチャディ選手と組んで出場。3回戦でS・ソリベストルモ選手とM・ブズコバ選手組と対戦しましたが、第2セットの途中で加藤選手がボールガールにボールをぶつけてしまい、失格になりました。この判定には、テニス界のみならず、世界中で様々な議論が巻き起こっています。 こうした注目を浴びる中、加藤選手は、第1セット、先にブレークに成功しゲームカウント4-1とリードしますが、ここから4ゲームを連取され逆転されます。第10ゲームではブレークバックに成功するも、第11ゲームで3度目のブレークを奪われるなど、このセットを落とします。 第2セットでは、第1ゲームでブレークを許すと、第7ゲームで2度目のブレークを許した加藤スーチャディ組は、セットカウント0-2でストレート負けしました。 試合前には、加藤選手は、ツイッターに芝生の上でダッシュする練習動画を公開。そこには、うまく走れず、転ぶ様子が映っています。 加藤選手は「グラスコートのシーズンが始まりました。ここオランダでもたくさんの人が温かく迎えてくれて本当にうれしいです。1日目は芝生の上で足を踏み入れるのが難しかったですが(ご覧のとおり)、ウィンブルドンまでにはそれに慣れると確信しています」と英語で投稿しています。