ウクライナ侵攻 まもなく3年 民間人1万2000人以上死亡 国連が発表
ロシアによるウクライナ侵攻からまもなく3年がたちますが、現地で、これまでに1万2千人以上の民間人が死亡したと国連が発表しました。 OHCHR=国連人権高等弁務官事務所は8日、侵攻以降、650人以上の子どもを含むおよそ1万2300人の民間人が死亡したと明らかにしました。 犠牲者の数はほとんどがウクライナ側のもので、ロシア側の犠牲者数は確認できないとしています。 OHCHRによると、ロシア軍はウクライナ東部でのさらなる領土獲得に向けた作戦を、強化しているいうことです。 ドローンやより遠くまで飛ぶ滑空爆弾の使用を増やすなどしているため、犠牲者がここ数カ月で増加していて、前線地域の市民にさらに深刻な影響を与えていると指摘しています。
テレビ朝日報道局