九州 21~22日 北部は警報級の大雪のおそれも 積雪・凍結や低温に備えを
九州は、今夜(20日)から22日(金)にかけて断続的に雪が降り、九州北部では平野部でも雪が積もり、警報級の大雪になるおそれがあります。今日(20日)日中のうちに積雪や凍結・低温への備えをしておきましょう。
22日(金)にかけて大雪のおそれ
今日20日、九州付近は冬型の気圧配置で、夜にかけて寒気の流れ込みが強まります。明日21日から22日(金)は九州北部の上空1500m 付近には氷点下12度前後と非常に強い寒気が流れ込んできます。九州は今夜(20日)から次第に雪が降りやすくなり、22日(金)にかけて断続的に雪が降るでしょう。平野部でも積雪し、大雪になる所がある見込みです。日本気象協会の予想では、22日昼までの48時間に予想される降雪量は多いところで、九州北部の山沿いで20センチ、平野部で10センチです。 今回は大陸から西回りで強い寒気が流れ込むのが特徴です。前回17日(日)より寒気の層が厚く、東シナ海は平年よりも海面水温がやや高いため、発達した雪雲が発生しやすく、西風に乗って次々と九州へ流れ込みやすい見込みです。雪が同じようなところで降り続くと警報級の大雪になるおそれがあります。 また、気温もかなり低く厳しい寒さになります。山沿いや内陸部などでは水道管の凍結のおそれもあります。今日(20日)日中のうちに大雪や低温へ備えをしておきましょう。 また、こまめに最新の気象情報や交通情報をご確認ください。
慣れない雪道の運転は
慣れない雪道での運転は、スリップ事故などが起こりやすくなります。 1)冬用タイヤやチェーンなど、冬道装備をしっかりと行いましょう。 (2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。 (3)大雪時には、迂回や出控えることも選択肢の一つです。 (4)時間に余裕をもって行動しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。 (5)こまめに天気や道路情報を確認しましょう。 5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。