ムドリクがチェルシーで成功する日はくるか FA杯・マンC戦のラストプレイに批判殺到「最悪のフリーキック」
フリーキックのチャンスで痛いキックミス
ウクライナの名門シャフタール・ドネツクから大きな期待を背負ってチェルシー入りしたものの、ウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクは何とも苦い日々を送っている。 ムドリクがチェルシーに加わったのは昨年1月のことで、当時はアーセナルも興味を示すなど人気選手だった。最終的にはチェルシーが8900万ポンドと超高額な移籍金で引き抜いたわけだが、ここまでは期待はずれのパフォーマンスだ。 チェルシーは20日にFA杯・準決勝でマンチェスター・シティと対戦したが、ここでもムドリクは悪い方向で目立ってしまった。 ムドリクはこのゲームでベンチスタートとなり、79分にピッチへ。その後マンCにリードを奪われたチェルシーは果敢に攻めたが、ムドリクのプレイ精度が上がらない。アディショナルタイムには左サイドでフリーキックのチャンスを得たが、ムドリクの蹴ったボールは味方の頭上を超えてそのままゴールラインを割ってしまった。せめてペナルティエリアへ放り込んでほしいと肩を落としたサポーターは多いはずだ。 英『Daily Star』はSNS上でも批判が起きていると取り上げているが、その評価はかなり厳しいものとなっている。 「ムドリクは途中出場から文字通り何もしなかった。そして最悪のフリーキックだ」 「試合最後のチャンスだったのに信じられない」 「毎回ムドリクを見ている人なら、あのキックも驚かない」 ムドリク最大の魅力は縦へ仕掛けるスピードだが、キックミスを含めボールタッチが乱れるシーンが目立つ。今のところ出口は見えないが、その移籍金に見合うパフォーマンスを発揮できる時はくるか。
構成/ザ・ワールド編集部