Lexus GX550

レクサスは4月19日、新型「GX550」について2024年秋ごろを目処に日本国内でも通常販売することを発表。また、それに先立ち「GX550“OVERTRAIL+”」100台の抽選販売を同日から開始した。 【画像ギャラリー】レクサスGX550“OVERTRAIL+” GXは2002年から北米を中心に販売されてきたレクサスのSUVモデル。高い走破性と上質なインテリアを両立さる同モデルは、2023年3月末までに世界各地で累計約54万台を販売した。 新型のGXは2023年6月に発表された。開発コンセプトは「ザ・プレミアム・オフローダー」とされ、過酷な悪路から市街地まで、いかなる環境でも快適な移動体験を提供するために進化を果たした。 新型ではモデル史上始めてプラットフォームを刷新。レクサスのフラッグシップSUVであるLXと同じ新GA-Fプラットフォームや、静粛性とパワー、燃費を高次元にバランスさせたV6ツインターボエンジンの採用など、車両の基本性能を向上させた。 加えて、オフロード走行性能を追求したパッケージの追求や、路面追従性を向上させるLEXUS初採用のE-KDSS（Electronic-Kinetic Dynamic Suspension System）などにより、悪路での走破性も進化。また、部位の高剛性化やEPSのステアリング応答性の向上により、本格オフローダーでありながらもレクサスらしい乗り味が実現されている。 レクサスは「人と自然とモビリティの共生」の実現を目指し、幅広いアウトドアライフスタイルに寄り添う「OVERTRAIL PROJECT」を、モビリティ・ギア・体験の3つを軸に推進している。このたび抽選販売されるGX550“OVERTRAIL+”はこのプロジェクトを牽引するモデルとなる。 GX550“OVERTRAIL+”はフロントにオフロードカーの印象を強めるセンタープロテクションを装備。リヤはバックドアガラスハッチのほか、挟み込み防止機能と停止位置メモリー機能が付いたハンズフリーパワーバックドアが備えられ、使い勝手を高めている。 インテリアには、フロントセンターコンソールにクールボックスがあるほか、“マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンド・システムが採用され、快適性を向上させている。 パワートレインは3.5L V6ツインターボエンジンの「V35A-FTS」とダイレクトシフト10速ATの組み合わせ。353PS/66.3kgf・mと高出力を持つエンジンと多段化されたATにより、リズミカルな走りと燃費性能や加速性能を実現している。駆動方式はもちろんAWDだ。 GX550“OVERTRAIL+”のメーカー希望小売価格は税込1235万円。抽選販売の申し込みは4月19日（金）から5月12日（日）までで、全国のレクサス店で受け付けている。当選者には申し込みした販売店より5月15日（水）以降に連絡のうえ、商談が開始される。 ■GX550“OVERTRAIL+”主要諸元 ●全長×全幅×全高：4970mm×2000mm×1925mm ●ホイールベース：2850mm ●トレッド：フロント1685mm/リア1685mm ●タイヤサイズ：265/65 R18 ●エンジン型式：V35A-FTS ●最高出力：260kW（353PS） ●最大トルク：650N・m（66.3kgf・m） ●トランスミッション：ダイレクトシフト10速AT ●駆動方式：AWD ●メーカー小売希望価格：税込1235万円