「有害図書」扱いマンガを実写化？ 油断してるとぶっ飛ばされる衝撃の「R指定」映画
有害図書扱いのマンガも実写化？
●『ノ・ゾ・キ・ア・ナ』(R15+作品) 2009年から2013年にかけて小学館の携帯コミックサイト「モバMAN」で連載されていたマンガ『ノ・ゾ・キ・ア・ナ』（作：本名ワコウ）は、ひとり暮らしの主人公「城戸龍彦」が、隣人の女性「生野えみる」から1日交代で壁に空いた穴から相手の生活を覗き合う提案を受けるという、過激なラブコメ作品です。 壁の穴から龍彦がえみるの自慰を目撃してしまうなど、刺激の強いシーンが続出することから原作マンガは長崎県で有害図書認定を受けています。また、2013年に制作されたOVAも劇場でかかった際はR18+指定となっており、同作がいかに過激であるかうかがえるでしょう。 そんな強烈なマンガを原作とする実写映画も「刺激の強い性愛描写」を理由に、映倫からはR15+指定を受けており、「むしろあの原作を実写化してR18+でないのが驚き」といった声も聞かれます。 実写映画ではえみる（演：池田ショコラ）の下着姿が穴からのぞかれるシーンだけでなく、ふたりが「他人の私生活を覗き見る」という背徳感あふれる関係を結ぶきっかけとなったえみるの自慰シーンをはじめ、原作にあった過激な描写が生々しく再現されていました。 「アニメも相当やばかったけど、まさか実写もここまで攻めるとは」「濡れ場が先行しがちだけど、何気に青春要素もあるから意外に良かった」と原作やアニメの空気感を損なわずに制作された実写版には、高い評価も集まっています。
田中泉
