つい乗りたくなるとっておきの1台 BEAMSのルークス
ユーザーにとって特別な1台を目指し企画
日産が「東京オートサロン 2024」に出品する、注目の4台のコンセプトカーが先行公開された。その中から、ルークスからカスタムされた「ROOX BEAMS CUSTOMIZED CONCEPT」を紹介する。 【写真】BEAMSがすみずみまでコーディネート こだわりのディテールをもっとみる (27枚) このルークスは、運転が不安な軽自動車のユーザーに、自分好みのデザインのクルマで気分を上げて、ドライブを楽しんでもらいたいという狙いから企画された。その名の通り、セレクトショップBEAMSのディレクター・加藤忠幸氏がカスタムを監修。
デザインテーマは「裏デニム」
エクステリアはデニムの裏地に着想を得たライトグレーに対し、表地を連想させるネイビーは差し色に留められている。これは、「本当に良いモノに表裏はない」というBEAMSの価値観から、「裏デニム」がデザインテーマとされたため。
こだわりのインテリアも必見
このルークスの車内外の随所には、BEAMSロゴが配され特別感を演出する。内装ではシートやフロアカーペットに、実際にBEAMSの商品で用いられるデニム生地を使用。 さらに、シートにはピスタグやポケット、セルビッチと呼ばれるほつれ止めのディテールがデザインされるというこだわり。ちょっと運転は心細いけどこのクルマがあれば頑張れる、そんな1台に仕上がっている。 東京オートサロン 2024は2024年1月12日(金)~1月14日(日)の3日間にわたり開催される。日産ブースでは、4台のコンセプトカー以外にも、フォーミュラEマシンやオーテック・ニスモのモデル、合計10台の展示を予定しているそうだ。
神村聖(撮影) 香野早汰(執筆)