【なでしこリーグ】最優秀選手賞・得点王・主将の横山久美が移籍 岡山湯郷ベルから静岡へ
サッカー女子・なでしこリーグ2部の岡山湯郷ベルは20日、主将のFW横山久美(31)が1部の静岡に移籍すると発表した。今季は22試合32得点で最優秀選手賞と得点王に輝き、チームの優勝と2016年以来の1部昇格の立役者となった。 23年に10季ぶりに湯郷ベル復帰を果たし、エースとしてチームをけん引してきた横山。クラブを通じ「2部優勝、1部昇格ができたのも皆さんのおかげ。結果を出すために戻ってきて本当に良かった」とコメント。移籍決断の理由については、残り少ないサッカー人生での「恩返し」を挙げた。 このほかクラブはFW岸野早奈(27)とDF杉田めい(26)が静岡、DF多崎美玖(24)が1部伊賀、FW木須みそら(20)が2部DR広島にそれぞれ移籍することを発表。MF根本ひかる(25)の現役引退、1部バニーズ群馬で今季7ゴールを挙げたFW塩谷瑠南(25)=163センチ、60キロ=の加入も合わせて発表した。