「いい言葉が入っているところが好きです…」度々訪れていた縁で谷川俊太郎さんが作詞、全てひらがなの校歌を小学生と卒業生が歌って故人を偲ぶ
信越放送
日本を代表する詩人の谷川俊太郎(たにかわしゅんたろう)さんが亡くなりました。 谷川さんが校歌を作詞した長野市の小学校では、児童や卒業生などが校歌を歌って谷川さんを偲びました。 【写真を見る】「いい言葉が入っているところが好きです…」度々訪れていた縁で谷川俊太郎さんが作詞、全てひらがなの校歌を小学生と卒業生が歌って故人を偲ぶ 11月13日に都内の病院で亡くなったという谷川俊太郎さん。 92歳でした。 「二十億光年の孤独」や「スイミー」の翻訳などで知られていますが、実は長野市の戸隠小学校の校歌を作詞していました。 2006年に3校が統合して、新しい戸隠小学校ができた時に、たびたび戸隠を訪れていた谷川さんが作詞を引き受け、長男で音楽家の賢作(けんさく)さんが作曲を担当したということです。 校長: 「歌い継いでますよという思いが届けばいい」 校歌: 「はるなつあきふゆとりどりのいろ」 歌詞はすべてひらがなで、地元の豊かな自然が表現されています。 19日は小学校の児童や卒業した中学生や地域の人など120人余りが、谷川さんを偲びながら校歌を歌いました。 児童: 「いい言葉が入っているところが好きです」 卒業生: 「誇りだなと思っています」
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