日本や世界や宇宙のこと…ヌトミック×2.5 architects「しらふの地先へ」開幕
「ヌトミック×2.5 architects『しらふの地先へ』」が、去る3月1日に東京・海の森水上競技場 付近にて開幕した。 【舞台写真】ヌトミック×2.5 architects「しらふの地先へ」野外劇より。 これは、額田大志を中心とするヌトミックと、建築家ユニットの2.5 architectsが、東京湾に浮かぶ人工島で行う公演。本公演は、野外劇とツアープログラム「地先踏査のためのドライブツアー」で構成される。 開幕に際し、額田は「『しらふの地先へ』野外劇は、バスの車内と埋立地、二つの場所を舞台にした屋外の演劇作品です。2.5 architectsとのコラボレーションにより、肩の荷が降りて、風通しよく、思うがままにつくれました。これまでは、どこかで、誰かの目を気にしていたのだと思います。海沿いの鑑賞体験はもちろん、そうした様々な気持ちの良さが、体に馴染んでくるような時間になりました。東京、だけでなく、日本や世界や宇宙のこと。たった一人では手の届かない、でっかいことに触れてみる、ある種のスペクタクルでありながら、全てに血が通った野外劇……その姿を見届けてください」とコメント。 2.5 architectsの森藤文華と葛沁芸は連名で「地先踏査のためのドライブツアーは、2024年3月、いまの埋立地の姿を実地探索するツアーです。野外劇と相互補完する形で、平日や週末、昼や夜、それぞれで出会える景色にお連れします。異なる時間、異なる景色を重ね合わせながら、ヌトミック×2.5 architectsの『しらふの地先へ』を体験していただけるとうれしいです!」と思いを語った。公演は3月10日まで行われる。 ■ ヌトミック×2.5 architects「しらふの地先へ」 2024年3月1日(金)~2024年3月10日(日) 東京都 海の森水上競技場 付近 □ スタッフ 「野外劇」 構成・演出・テキスト・音楽:額田大志 空間構成:2.5 architects 振付:アグネス吉井 「地先踏査のためのドライブツアー」 案内人:2.5 architects(森藤文華+葛沁芸) 音:額田大志 □ 出演 「野外劇」 長沼航 / 額田大志 / 原田つむぎ / 本藤美咲 / 光岡幸一