中国、住宅市場安定化の取り組みを25年も継続 規制当局工作会議
[北京 25日 ロイター] - 中国建設報によると、中国の住宅規制当局は24─25日に開催した工作会議で、不動産市場の安定化とさらなる下落防止の取り組みを2025年も継続する方針を示した。 報道によると、商業住宅販売システムの改革を強力に推進し、都市村の再開発を追加の100万戸を超えて拡大する。 商業住宅の供給を厳しく管理する一方、手頃な価格の住宅の供給を増やし、多くの新市民、若者、出稼ぎ労働者の住宅問題を解決する手助けをするという。 不動産不況の深刻化を受けて、中国当局はこれまでに住宅需要を促進する新たな措置を導入、支援策を強化している。 工作会議では、不動産市場の現状について、10─11月の住宅取引が2カ月連続で前年同月比、前月比ともに増加し、安定化の一定の勢いが見られると指摘された。