花海街道が関東優秀活動賞受賞(千葉県)
「日本風景街道」に登録されている、安房地域の「南房総・花海街道」が、令和4年度の日本風景街道関東優秀活動賞(特別賞)に選定された。沿道の各団体による植栽活動などが評価された。19日に館山市の渚の駅たてやまで表彰状伝達式が行われた。 日本風景街道は、道を舞台に景観、自然、歴史など地域資源を生かし、官民一体となって美しい景観づくりを図り、地域活性化、観光振興につなげる取り組み。全国で145ルートが登録されている。 関東エリアには21ルートがあり、各ルートで行われた活動の中で、優れた取り組みを日本風景街道関東地方協議会が選定し、表彰している。4年度は5ルートが選ばれた。 南房総・花海街道は、安房地域をぐるりと巡る国道、県道を中心としたルートで、4市町、各観光関連団体、ボランティア団体などで組織する「南房総・花海街道パートナーシップ」(代表者・森正一館山市長)が主体となって活動している。 今回の表彰対象となったのは、同パートナーシップ構成団体の▽館山駅東口ロータリーの花壇ボランティア(館山市)▽フラワーロード推進協議会(同)▽鋸南町花のボランティアの会(鋸南町)▽千倉町美しいふるさとづくり運動推進協議会(南房総市)――の4団体の活動で、多彩な植栽や花海街道のPR活動などが評価された。 伝達式には、受賞団体のうち3団体の代表、関係者らが出席。千葉国道事務所の山本裕一副所長が一人一人に表彰状が手渡し、活動をたたえた。