“筋骨隆々な大食いファイター”を直撃「わんこそばを690杯」食べても、なぜ太らない?
大食漢といえば太った男性というイメージも今や昔。しかし、ギャル曽根やもえあず、小林尊といった先駆者の活躍によって、痩せていても大食いができる、むしろ巨漢よりも強いことが証明されたといえよう。 ここ最近、大食い業界に超新星が現れた。2024年4月に放送された『最強大食い王決定戦2024』(テレビ東京系)に登場した鍋島龍一郎氏だ。 ⇒【写真】40分でわんこそば690杯をたいらげた パーソナルトレーナー兼アームレスラーという肩書きをもつ彼は、まるで鎧のような筋肉に包まれた肉体を持っていた。 一体どんな人物なのか、そして相反するようにも思える筋肉の維持と大食いをどのように両立させているのか。本人を直撃した。
大食いを始めたのは「半年くらい前」
ーー子供の頃から大食いだったんですか? 鍋島龍一郎(以下、鍋島):いえ、普通の人よりはよく食べる子供だったと思うんですが、大食いをガチではじめたのは半年くらい前なのでまだまだペーペーなんです。 ーーなぜ大食いを始めようと? 鍋島:去年の12月に、埼玉県川越市の「でっかいからあげジャイアン」さんというお店が開催する、からあげの大食い大会があることを知って、食べるのが好きだし、挑戦してみようと思ったんです。エントリーして1週間くらい練習しました。1個130~140gくらいの唐揚げを制限時間30分でいくつ食べられるかというルールだったんですが、25個を食べて優勝しました。その3ヶ月後の同じ大会では31個食べてこの時も優勝できました。それがきっかけで「大食いって楽しいな」と思うようになったんです。 ーーそこからは、どのような活動を? 鍋島:「侍イーティング」という大食い系YouTubeチャンネルに呼んでいただいて、有名なフードファイターの方々に交じって僕も出られることになったんです。2週間ほど練習を続けて撮影に臨みました。チーム戦ではありましたが、個人的には「300gのうな丼」を13杯食べました。その撮影も終わって、目標がなくなったと感じていた時に「大食い王決定戦」が出場者を募集していることを知ったんです。すぐに応募し、大会に向けて練習を積むという感じでした。ここ半年は、都度できた目標を目指して頑張ってきたという感じですね。