不倫妻から謎の刺客へ、篠田麻里子の豹変ぶりが凄い! まだ未解禁のキャストとは? ドラマ『潜入兄妹』第8話考察レビュー
竜星涼と八木莉可子がW主演を務めるの土ドラ10『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』(日本テレビ系)が放送中。殺された父の復讐を誓う兄妹が日本最大級の詐欺集団 “幻獣”に潜入する。今回は、サプライズで登場した篠田麻里子に注目が集まった第8話のレビューをお届け。(文・浜瀬将樹)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】 【写真】篠田麻里子の豹変ぶりに驚く…貴重な未公開写真はこちら。ドラマ『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』劇中カット一覧
信濃(篠田麻里子)の罠に落ちる…。
詐欺集団「幻獣」の幹部となった渡良瀬貴一(竜星)・優貴(八木)兄妹。鳳凰(藤ヶ谷太輔)の指示もあって、兄妹たちは九頭龍の手がかりを探すことになった。今回のミッションは、優貴が幻獣の幹部・白虎(黒谷友香)になりすまし、九頭龍の側近・信濃(篠田麻里子)をおびき出すことである。信濃は、心臓の病気を患う娘を持つ芦田なお美(呉城久美)を脅し、幻獣の情報を九頭龍に流していた女だ。 舞台は横浜湾岸病院。そこには、なぜか朱雀(白石聖)もやって来て、ミッションに参加してきた。彼女は「久々に現場に出たくなっただけ」と言うが…。 幹部を狙う信濃の一味を一網打尽にし、彼女を追い詰めた貴一たち。朱雀は信濃に向かって「捕まえた」と不適な笑みをこぼしつつ、「全部話してもらう。お前のボス、九頭龍のこと」とナイフを突き出した。 このナイフを手にしている目の前の女が朱雀だ、と認識した信濃は突然大笑い。「出てきて」との号令のあと、隠れていた部下が飛び出してきた。貴一たちは囲まれてしまい、一気にピンチに。信濃曰く、なお美の件がバレるのは想定内だったという。一度罠にハマったフリをして、アジトを突き止めるつもりだったが、思いもよらず、幹部の一人・朱雀が釣れたというわけだ。 その後、貴一と朱雀を拘束した信濃。貴一たち側の部下を全員銃で撃ち殺し「ここからが本番」と、2人に銃口を向ける。貴一が「最悪だ……!」とつぶやいた頃、優貴が兄を救出するべく「私が兄ちゃんを守る!」と決意を述べる。
“マリコ様旋風”を巻き起こすのか?
篠田と言えば、鈴木おさむが脚本を務めたドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(2024、テレビ朝日系)で、不倫に溺れていく妻・岡谷綾香を体当たりで演じたことでも知られている。この怪演でSNSでのトレンド入りや見逃し配信再生数を伸ばすなど、話題となったが、今作でもその勢いは止まらず、結果的に大きな反響を呼んだ。 信濃=篠田というのは、前回の第7話ですでに言い当てている視聴者がいたものの、大半は彼女の登場に驚いたようで、SNSでは「予想外」、「マリコ様!」、「(信濃が)怖い」との反応が。また、信濃と朱雀の対峙シーンや、ハコ長・高津美波を演じる入山杏奈に続き、元AKB48メンバーが登場したことなどにも多くのコメントが寄せられた。 篠田はアイドル出身ではあるが、俳優としてドラマや映画にも数多く参加しており、経験も積んでいる。視聴者からも「上手」という声があり、話題性だけでなく、演技でも“マリコ様旋風”を巻き起こしそうだ。