藤沢の市民オペラ「魔笛」、伸びやかな歌声を聴いて 12月公演の出演児童も意気込み「ドイツ語の発音頑張った」
12月に神奈川県藤沢市の藤沢市民会館(同市鵠沼東)でオペラ「魔笛」の公演を行う市民オペラの園田隆一郎芸術監督(48)と出演する小学生が市役所を訪れ、園田監督は「伸び伸びとした歌声や演技を多くの人に楽しんでほしい」と意気込みを語った。 【写真】市民オペラの魅力を語る藤沢市民オペラの園田監督 1973年に始まり50年以上の歴史を持つ市民オペラは、プロのソリストとアマチュアによるオーケストラ・合唱の共演という形態で、3年に1度、本公演が開かれる。 今回は園田監督が指揮を務め、国内外で活躍する声楽家と共に、市内の児童合唱団からオーディションで選ばれた6人が童子役で出演し、モーツァルト最晩年の傑作オペラを披露する。 今月15日に園田監督と市役所を訪れたのは、市立大庭小6年の本間柚李(ゆずり)さん(12)、同藤沢小4年の金子和花奈さん(10)、筑波大付属小4年の中澤晴子さん(10)の3人。 本間さんは「難しいドイツ語の発音など練習を頑張ったので、本番で成果を出したい」と話した。鈴木恒夫市長は「観客の感動する姿が目に浮かぶ。本公演を楽しみにしている」とエールを送った。 公演は12月7、8、14、15日で開演は各日午後2時。チケット料金は一般3千~9千円。問い合わせは、市みらい創造財団電話0466(28)1135。
神奈川新聞社