元大関・朝乃山が横浜巡業で10番、三役復帰濃厚の夏場所へ富山巡業前に恩師と父の仏壇に「2ケタ勝利」誓う
大相撲の春巡業が20日、横浜市で行われた。元大関・朝乃山(高砂)は申し合いで幕内・宇良(木瀬)らと計10番取った。得意の左から、圧力をかけて攻めるなどし7勝。11日の御殿場巡業以来となる申し合い参加。左肘にサポーターを巻いていたこともあり「だいぶよくなったけれど、同じところをやらないように」と明かした。 先場所9勝6敗で、夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)で21年秋場所以来の三役復帰が濃厚だ。7日の富山巡業前に父の石橋靖さん、富山商高時代の恩師・浦山英樹さんの仏壇に手を合わせたという。「勝負の場所になるし、ケガなく2ケタ目指して頑張ります」と伝えた。大関復帰のためにも「細かいところを修正しないといけない」と前を見据えた。
報知新聞社