分裂した民進党で明暗 前原代表「希望の党中心に大きな塊で合流」見直す
小池代表とは合流の協議の中で、外交安全保障は日米同盟を基軸とした現実路線を取り、内政では安倍政権との違いを示す路線を進めることを確認し、それをやっていきたいと語った。 前原代表は、2019年に行われる参院選と統一地方選を見据え、「次の衆院選で政権選択する足がかりをつくらなければならない」と強調する。民進党は希望の党、立憲民主党、無所属に分裂してしまったが、「オール・フォー・オールなど内政ではもともと基本的な考え方は違わない」と述べ、3つのグループで意見交換していく意向を示した。「新たな選択肢をつくるということはブレずに、どんな批判があっても、どんなに揶揄(やゆ)されても、私はこの道を進んでいきたい」と今後もあくまで政権交代可能な二大政党の枠組みづくりを目指していくとした。