猛暑早くも 対応急ぐ 今年全国初、福島県梁川町で35度超 散水設備急きょ設置 観光地
日中は車内の温度も高くなることから動画では「短時間でも子どもを車の中に放置するのは避けてほしい」と促す。暑さに体を慣らす「暑熱順化」も大切と訴える。ジョギングやウオーキング、入浴などで日常的に汗をかくのが大事だと呼びかけている。 ■全国326地点で30度以上観測 気象庁によると、全国914の観測地点のうち、30度以上の真夏日は猛暑日だった伊達市梁川町を含め326地点に達し、各地で今年最も暑くなった。 県内では、福島市で33・8度、喜多方市で33・7度などだった。13日の最高気温は福島市と会津若松市で32度と見込まれる。 ■熱中症疑い80代女性死亡 会津坂下町 会津若松地方広域消防本部によると、熱中症の疑いで死亡した会津坂下町の80代女性は12日午後、畑で意識がない状態で倒れており、発見した近隣住民が119番通報した。医療機関に搬送されたが、死亡が確認された。県消防保安課によると、県内で熱中症の疑いで死亡が確認されたのは今年初めて。
福島民報社が県内の各消防本部に聞き取ったところ、12日午後6時現在、福島、伊達、郡山、白河、会津坂下、猪苗代、双葉、いわきの8市町で男女9人が熱中症の疑いで医療機関に搬送された。