佐久間朱莉が滑り込みで「全英女子」出場へ 「初めての海外遠征なので、すごい楽しみ」
前日の15時に吉報を受けて即決
◆国内女子プロゴルフ CAT Ladies 8月16~18日 大箱根カントリークラブ(神奈川県) 6652ヤード・パー72 【動画】「夢のペアリングはタイガー・ウッズと…」 佐久間朱莉が“無茶ぶり”に屈せず魅せた圧巻の神ワザに「さすがプロ」の声
8月22日開幕の米メジャー「AIG女子オープン(全英女子)」(セントアンドリュース オールドコース/スコットランド)への出場が決まった佐久間朱莉が、悪天候の中、1バーディー、2ボギーの「73」でプレーし、1オーバー28位タイで滑り出した。
「前半は、けっこうパットで苦戦して流れが悪かったんですけど、難しいコンディションの中、9番(パー5)でいいパーを拾えたので、そこから我慢をできるゴルフにはなったと思います」と、9番の3打目を終えたあとの、雷雨接近による約2時間の中断が流れを変えた。 吉報は前日の15時ごろに届いた。「7月8日時点の世界ランク50位以内」という「全英女子」の出場資格が繰り下がり出場権を獲得。「今年は会場がセントアンドリュースだったので、去年から行きたいねと話していたので、迷わずに行きたいとなりました」とタイトな強行スケジュールも覚悟の上で渡英を即決した。 「プロになって初めての海外遠征なので、すごい楽しみです。ゴルフ発祥の地ということで、一度は回ってみたかったコース。メジャーにも挑戦したい気持ちがあったので、すごくいい機会だなと思います」と胸は高鳴るばかりだ。 憧れの地でプレーする前に少しでも調子を上げておきたいところ。悲願の国内ツアー初優勝へ「まずはしっかり上位争いに残れるようなスコアを出して、最終日はいい位置で回れるようにしたいです」と気合を入れた。
佐久間 朱莉(さくま・しゅり)
2002年12月11日生まれ、埼玉県出身。アマチュア時代はナショナルチームで活躍。コロナ禍で延期となっていた2020年度のプロテストにトップ合格。22年シーズンはメルセデス・ランキング33位、昨季は25位に入り2年連続でシードを獲得した。大東建託所属。
ゴルフのニュース編集部