児童へ危険箇所をアラートで知らせる交通安全ブザー 村田製作所が損保会社の協力で実証実験【福井】
福井テレビ
京都に本社を置く総合電子部品メーカー村田製作所は、損保会社が持っている車の走行データを活用して、自社が開発した交通安全ブザーの実証実験を行いました。 村田製作所が開発した「こえか」は、専用のアプリで事前登録した危険箇所に児童が近づくとアラートが鳴る仕組みの交通安全ブザーです。 12日、越前市で行われた実証実験では、あいおいニッセイ同和損保福井支店が持っている道路の危険箇所についてのデータをアプリに登録しました。その後、市内の児童が登録した地点に来た際、ブザーが機能するかどうかを確認しました。 児童の保護者は「小学校に入って、子供が一人で出歩く機会が増えるので、危険を察知するような『こえか』が学校で導入してもらえるというのは凄くありがたい」と歓迎。また村田製作所の担当者は「効果があれば他の地域にも取り組みを広めていきたい。子供が自由に安全に安心して過ごせるような社会を目指していきたい」と話していました。
福井テレビ