林正樹グループ

ピアニスト、作曲家の林正樹が、満を持して現在日本の音楽シーンを牽引する最高の仲間たちに声をかけて立ち上げた＜林正樹グループ＞によるスペシャル・コンサートが、2024年4月29日(月・祝) に開催される。 【全ての画像】『林正樹グループ　スペシャル・コンサート』告知画像 『コンサートホールで聴く、最上のアコースティック・ミュージック・シリーズ』と題された本コンサートは、クラシック、古楽、ジャズなど音楽ジャンルに寄らず、すばらしい音響のホールの中で生まれるアコースティックを主体とした最上のライヴ音楽を楽しむために新しく始まる演奏会シリーズ。今回がその第1弾となる。会場は優れた音響に定評のある浜離宮朝日ホール。アコースティック・サウンドを味わうには最適のホールといえるだろう。 演奏する＜林正樹グループ＞は、その名の通り、林正樹が中心となるグループだ。林正樹は、自作曲を中心とするソロでの演奏や、生音でのアンサンブルをコンセプトとした「間を奏でる」、田中信正とのピアノ連弾「のぶまさき」などのプロジェクトの他に、小野リサ、金子飛鳥、徳澤青弦、藤本一馬、akikoなど様々な音楽家とアコースティックな演奏活動を行っている。 多種多様な音楽的要素を内包した、独自の諧謔を孕んだ静的なソングライティングと繊細な演奏が高次で融合するスタイルは、国内外で高い評価を獲得してきた。三宅純、椎名林檎をはじめ多岐にわたるアーティストのスタジオワークにも数多く参加しており、もはや日本音楽界に欠かせないと言えるだろう。 グループメンバーも豪華な顔ぶれだ。藤本一馬（ギター）、鈴木広志（サクソフォン、フルート、クラリネット）、須川崇志（ベース、チェロ）、福盛進也（ドラムス）と、いずれも日本の音楽シーンを牽引するトップ・アーティスト。豊かな音色と様々なアコースティックの響きが広大に拡がる、ジャズやクラシックなどあらゆる音楽を内包した、日本発信の新しい音楽を創造し続けている。 本コンサートでは、好評だった1stアルバム「Blur the border」所収のオリジナル作品を中心にしたプログラムを演奏する。刻々と流れる時間軸の上で、文字通り「境界を滲ませながら」絶え間なくグルーヴし、幾層にも重なったアコースティックの多彩な響きとアンサンブルの妙味が存分に味わえる、特別なコンサートとなるだろう。 日本屈指のゴールデン・メンバーといえるグループが奏でる最高のサウンドを堪能したい。 ＜公演情報＞ コンサートホールで聴く、最上のアコースティック・ミュージック・シリーズ Vol.1 林正樹グループ　スペシャル・コンサート Blur the border 4月29日(月・祝) 東京・ 浜離宮朝日ホール