長沼町(北海道)野菜 給食に 児童も「おいしい」 姉妹都市を味わう日 岩手・奥州
奥州市が学校給食の食材に姉妹都市の産品を使う「姉妹都市を味わう日」は、13日まで市内全小中学校で行われた。2024年度は北海道長沼町のジャガイモ、タマネギを使ったメニューを提供。小学校では児童が「たくさんの野菜が作られているのを知った」などと話し、長沼町の名産品を味わった。 同市は、姉妹都市交流事業の一環として16年度から「味わう日」を設定。国内3市町の姉妹都市のうち長沼町のジャガイモ、北海道厚真町のハスカップ、静岡県掛川市の掛川茶などを給食の食材に活用している。市内の5学校給食センター、3小学校給食施設ごとにメニューは異なる。 13日は奥州市水沢の市立常盤小学校(城生野成則校長、児童616人)でカレースープが提供された。14、15の両日に奥州秋まつりの会場で開催される長沼町物産展に出席するため訪れている塩浜友章副町長と平井儀一町議会議長が来校し、3年生と一緒に給食を味わった。