取り締まりに出発する白バイ＝16日、県庁

　薄暗くなる日没前後の交通事故を防ぐため、大分県警は16日から「照（ショウ）TIME（タイム）―17」と銘打った交通安全活動を始めた。米大リーグの大谷翔平選手の活躍にちなみ「17時からの照明点灯」を呼びかけようと考案した。12月25日まで、交通量が多い交差点などで取り締まりや街頭活動を強化する。 　県庁で出発式があり、交通機動隊員や高速隊員ら計43人が参加。後藤和樹交通部長が「これからの時季は夕暮れと交通量の多い時間帯が重なり、重大事故が増える傾向にある。県民の安全・安心を確保する覚悟を持って活動してほしい」と述べ、白バイとパトカーがパトロールに向かった。 　県警交通企画課の浜本高行課長補佐は「県民にもなじみがあるネーミングにした。薄暮の時間帯の事故をゼロに抑えて完封したい」と意気込んだ。