「怖がらず、単独でなく複数人で対応」企業が暴力団の不当要求に屈しないためにはどうしたら良いのか 警察がレクチャーする対応例とは
東北放送
暴力団などからの不当な要求に屈しないよう、宮城県警が19日、県内の企業向けに研修会を開きました。講演や実演を通して呼びかけたのは「毅然とした対応を取ること」です。 【写真を見る】「怖がらず、単独でなく複数人で対応」企業が暴力団の不当要求に屈しないためにはどうしたら良いのか 警察がレクチャーする対応例とは 県警組織犯罪対策第一課 富士正義課長: 「職域からの暴力団排除対策をより一層推進していただけますよう、お願い申し上げます」 研修会には、県内の大手企業など42社の担当者が集まりました。はじめに暴力団などから不当な要求を受けた際の対処法を弁護士が説明しました。 このあと、暴力団員から電話や対面で、不当な要求を受けた場合の対応を警察官が実演しました。大切なのは、怖がらずに毅然とした対応を取ることだということです。 暴力団員役: 「てめー、黙って聞いてりゃ、いい気になりやがって!」 企業の対応例: 「落ち着いてください。今のは脅しでしょうか。そうであれば警察に通報します」暴力団員訳: 「待て待て…、警察は呼ぶんじゃない」 参加した企業の担当者: 「怖がらず単独で対応しないで、複数人で対応することを伝えていきたい」 県警本部組織犯罪対策第一課 小丸紘由課長補佐: 「不当な要求や危害などを受けたなら、すぐに警察に通報してほしい」 県警によりますと、県内では去年212人が暴力団が関係する犯罪で摘発されています。県警は引き続き、取り締まりなどを強化していくことにしています。
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