印象派庭園「花美の庭」などを公開した内覧会＝4日午前、浜松市中央区の浜名湖ガーデンパーク

　「浜名湖花博2024」（浜名湖花博20周年記念事業実行委員会主催）の浜名湖ガーデンパーク会場（浜松市中央区）が6日にオープンする。報道陣向けの内覧会が4日、同会場で開かれ、著名デザイナーが新たに監修した庭園や最新のデジタル技術を駆使したアトラクションを公開した。

印象派庭園「花美の庭」を紹介する担当者（右）＝4日午前、浜松市中央区の浜名湖ガーデンパーク

　広さ56万平方メートルの園内は、花博に合わせて11の庭園を一新。春はネモフィラやチューリップ、初夏はヒマワリ、バラなど、季節の移ろいとともに多彩な花を観賞でき、1600種の花々に囲まれた印象派庭園「花美の庭」では、絵画の中にいるような美しく調和した植物の魅力を堪能できる。

内覧会で公開された「イマーシブミュージアム浜名湖」＝4日午前、浜松市中央区の浜名湖ガーデンパーク

　先端技術を活用したアトラクションも見どころで、没入体験型のデジタルアート「イマーシブミュージアム浜名湖」は印象派の名画に入り込んだような体験ができる。このほか、自動運転、スマート農業などの体験展示も用意した。

期間中の主な花の見頃

　静岡県浜名湖花博20周年記念事業推進室の平野裕二室長は「前売り券も好調で、期待の高さを感じている。来園者に満足いただけるよう精いっぱいおもてなしをしたい」と話した。

　ガーデンパーク会場の会期は6月2日まで。3月23日に開幕したはままつフラワーパーク会場は6月16日まで。