【関西1位は大阪府】日本在住外国人が選ぶ!住みたい都道府県ランキング
コロナ禍による入国制限が撤廃されてから時間が経ち、日本には連日多くの外国人観光客が訪れています。 【ランキング結果を一気見】日本在住外国人が住みたいのはどこ?人気のお土産ジャンルとあわせて一覧表でみる 出入国在留管理庁が発表した情報によると、2023年6月末の在留外国人数は322万3858人をマーク。過去最高を更新したことが分かりました。 本記事では、日本在住外国人が選んだ「住みたい都道府県ランキング」を紹介。 記事後半ではインバウンド層から好まれるお土産の傾向についても解説するので、来日した人の動向が気になる方はぜひチェックしてみてください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
日本在住外国人が住みたい都道府県ランキングトップ10
外国人向けの求人情報サービスを展開する株式会社YOLO JAPANは、2024年4月13日に日本在住外国人が選ぶ住みたい都道府県ランキングを発表しました。 調査対象となったのは、YOLO JAPAN会員の60か国・306名の日本在住外国人です。 ランキングの結果が、以下の表にまとめられています。 全体的に、交通機関が発達していたり商業施設・娯楽施設が充実したりしている都道府県が好まれる傾向にあることが分かりました。また、京都府のように日本文化を体感できる場所や、沖縄県・北海道・長野県など自然豊かなところも注目されているようです。 次の章では、トップ3にランクインした都道府県が評価された理由を詳しく紹介します。
東京、大阪、神奈川…日本在住外国人が住みたい都道府県トップ3の理由とは
ここからは、先のランキングで上位にランクインした都道府県の理由や背景を深堀りしていきます。 まずは、トップ3についてみていきます。 ●【1位】東京都 日本における外国人の中心地であり、多様な文化や経済的機会が集中している東京都。 そんな東京都が日本在住外国人からの人気を集めた主な理由は、仕事の豊富さと、何でも揃っていることでした。 日本における経済の中心地であり、多くの企業が本社や支社を構えます。とくに、金融、IT、エンターテイメントなどの分野では多くの仕事があるといえるでしょう。 さらに、世代を超えて人口が集中する東京には大規模な商業施設やデパート、専門店が多く点在しています。 また、交通の便が優れていることも評価されていました。都内には地下鉄や電車、バスなどの公共交通機関が密に張り巡らされています。 駅からの徒歩圏内にさまざまな施設があり移動が便利なため、拠点に選ぶ日本人も少なくないでしょう。 確かに東京都にはいろんな職種があり、ライブやイベントがよく開催されています。 新幹線で日本各地を訪れたり、羽田空港から海外に行ったりしやすいのも魅力的です。 ●【2位】大阪府 2位にランクインした大阪府は、おいしい飲食物が豊富で「優しい人が多い」と考えている回答者が多く見受けられました。 「くいだおれの街」として知られる大阪府。たこ焼きやお好み焼きといったグルメが充実しており、街の雰囲気も活気があるのも魅力といえます。 また、大阪の方言やユーモアのセンスも国内外に広く知られています。 異文化交流などコミュニケーションが取りやすいのも、外国の人からの人気が集まる理由かもしれません。 ●【3位】神奈川県 神奈川県が日本在住外国人の人気を集めた理由は、気候が良くて何でも揃っているから。 山も海もある神奈川県には、自然と触れ合える環境が整っています。 とくに、湘南地域や箱根などの観光地は四季折々の美しい自然を楽しむことができ、日本人からも人気です。その他にもアウトドアやレジャーに最適な場所が多くあります。 それに加えて政令指定都市が3つもあり、利便性の高さも兼ね備えています。 神奈川県は東京都心部へのアクセスを便利だと感じる日本人も多いのではないでしょうか。東京都心部への通勤や観光、レジャーにも出かけやすいですね。 東海道新幹線や在来線、高速バスなどの交通手段も充実しており、他の地域への移動もスムーズなのもポイントです。 自然の豊かさと都会的な雰囲気のバランスの良さが、注目を集めたと考えられますね。 次の章からは、インバウンド需要が見込まれる「お土産」についてご紹介します。