大阪・長居でラーメン女子博開幕「思いっきりすすれるエリアも」
大阪・長居でラーメン女子博開幕「思いっきりすすれるエリアも」報告:岡本ゆか 撮影・編集:柳曽文隆 THE PAGE大阪
大阪で初開催──。横浜「赤レンガ倉庫」で開催され、今年3月には来場者10万人以上を動員するなど、とことん女子に特化した女性のためのラーメンイベント「ラーメン女子博」が29日、大阪市東住吉区の長居公園の自由広場で始まり、朝から多くの人でにぎわいをみせている。同イベントのプロデューサーを務め、テレビなどにもよく登場するラーメン女子代表、森本聡子さんは「女性だけがおもいっきりラーメンをすすれるエリアも用意しました。女子博ですけど、もちろん男性の方も来ていただければ。私の愛がつまったお店をセレクトしました」と話している。
29日~10月3日と同5日~9日までの2部制で開催
森本さんによると、このイベントをプロデュースするきっかけは「女性に特化したラーメンイベント」「思いっきりラーメンをすすれる空間を提供したい」ということだったという。 これまで横浜で開催されていたが、今回は初めて29日~10月3日と同5日~9日までの2部制で開催。各部とも全国各地から12店舗が出店。これらの店は、森本さんが愛してやまない店をセレクトし、福島県や福岡県からも出店している。 また「ラーメン女子博限定」のメニューも多く、女性だけがラーメンを思いっきりすすれる女子限定エリアも用意。ここでは、ブランケットなども用意されている。そして、「イケ麺」というかっこいい男子のコンシェルジュも常駐させ、記念撮影やオススメラーメンを教えてくれなど、女子がうれしいコンテンツがそろっている。
1か月にわたり西成に住み込んでいた
また、驚いたことに森本さんはこの女子博開催のために大阪に住んでラーメンのことを研究していた。「住まないと大阪の魅力が伝えきれないと思い、1か月住み込みました。大阪の土地は粉もの文化だし、ラーメンがどれだけ受け入れられるかチャレンジもありました」と振り返る。 ちなみに住んでいた場所を聞くと、主に西成区にいたという。「やっぱり全部知り尽くした上でラーメンイベントやりたいという思いがあって、長居からも近いですし。全部チャレンジです。いろいろ新大阪とかも住みました。ちゃんと向き合わないとと思いまして」と続けた。
開始から1時間もしないうちに、会場では行列が出来ていた。その様子を目の当たりにし森本さんは「正直、すごく不安で昨日も寝られるかなと思ってたけど、鳥肌たっちゃいました。安心しました。私の愛がつまったお店をセレクトしました。ぜひ、お待ちしております」と話していた。 いちはやくラーメンを食べにきた大阪市福島区の会社員、山本厚夫さん(54)は「長居公園でランニングの後に寄りました。おいしいですね。2部はまた店が変わるということで、その時も楽しみに来ます」と笑顔で話していた。 同博の開催時間は午前11時から午後9時(土・日・祝は午前10時~)。入場無料。