岸田内閣支持率28% 3ポイント上昇
テレビ東京と日本経済新聞社が実施した7月の世論調査で、岸田内閣を「支持する」と答えた人は、前回6月の調査から3ポイント上昇して28%でした。一方、「支持しない」と答えた人は3ポイント低下し64%でした。 支持する理由では、「人柄が信頼できる」が29%、「自民党中心の内閣だから」が27%でした。一方、支持しない理由では、「政府や党の運営の仕方が悪い」が35%、「指導力がない」が32%でした。 各党の支持率は、自民党が32%(6月調査比+1)、立憲民主党が10%(+1)、日本維新の会6%(-3)、公明党5%(+2)、共産党3%(-1)、国民民主党2%(±0)、れいわ新選組2%(±0)、社民党1%(+1)、参政党1%(±0)、その他の政党1%(±0)、支持・好意政党なし35%(+2)でした。 法律上夫婦が同じ名字でも、別々の名字でも自由に選べる選択的夫婦別姓制度について賛成か反対か聞いたところ、賛成が69%、反対が23%でした。 一定の給与がある高齢者の年金額を減らす「在職老齢年金制度」についてたずねたところ、「高齢者の就労意欲を高めるため減額をやめるべきだ」と答えた人が57%、「財源確保などの課題があり改正の必要はない」と答えた人が29%でした。 次の自民党総裁に誰がふさわしいか聞いたところ、 石破茂元幹事長が24%でトップ。続いて小泉進次郎元環境大臣が15%、高市早苗経済安全保障担当大臣が8%。岸田総理が6%、上川陽子外務大臣が6%、菅義偉前総理が5%、河野太郎デジタル大臣が5%でした。 自民党支持者に限ると、石破氏が18%、小泉氏が17%、岸田氏が14%、高市氏が13%、河野氏が9%、菅氏が5%でした。 衆議院の解散時期については、「今年の秋までに」が33%(6月調査比-6)、「解散を急ぐ必要はない」が22%(+3)、「今年の年末までに」が16%(+1)でした。 調査は7月26~28日に18歳以上の792人から固定・携帯電話による聞き取りで回答を得ました。