武田光司が1Rのアクシデントを乗り越え萩原京平に執念の判定勝ち。萩原は「限界なのかと思う」【RIZIN】
「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)のセミファイナルで武田光司(BRAVE)と萩原京平(SMOKER GYM)が対戦した。試合は1Rのローブローのアクシデントを乗り越え、武田が勝利を収めた。 前戦までライト級で戦っていた武田は今回がフェザー級に階級を落としての初戦。その前戦は昨年11月の「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」。トフィック・ムサエフに敗れて以来の再起戦となる。萩原は昨年9月に牛久絢太郎に敗れて以来の再起戦。萩原はこの試合の前に4カ月間のアメリカ合宿を行い、必勝を期しての一戦だった。 1R、武田はサウスポー、萩原はオーソドックスの構え。パンチで圧をかける萩原。武田もパンチを返す。打撃の攻防から武田は組み付きケージに押し込む。武田がヒザを放ったタイミングで、ケージを背負った萩原もヒザを打ち込むとローブローとなり一時中断。武田は悶絶。なんとか立ち上がった武田だが、イスに座ってなおもインターバル。そして立ち上がり自らに気合を入れると、武田が萩原を押し込んだ状態から再開。その際に萩原にイエローカードが出される。武田は押し込み、バックを取る。バックからヒザを打ち込む武田。萩原は正対に成功。萩原は再びバックを取るがゴング。
2R、萩原が圧をかけボディーに蹴り。しかし武田が押し返し、組み付きケージに押し込む。レフェリーがブレイク。スタンドに戻るとまた武田が片足タックルからケージに押し込む。萩原がすきを突いて逃げて、打撃の攻防に。萩原が圧をかけて右ストレートも武田がタックルからバックを取る。そしてリフトしてテイクダウンを狙う。逃げようとする萩原だが、武田はコントロール。ジャーマン気味に持ち上げて、尻を突かせる。なおも武田はバックからヒザを打ち込んでいく。最後は離れて武田が右ハイキック。 3R、武田が圧をかけて組み付くとケージに押し込む。なんとか逃げたい萩原のバックを取ると、武田はコントロール。バックからヒザを打ち込んでいく。時折りリフトして萩原にやりたいことをやらせない。バックから足をかけて崩し、とにかく逃がさない武田。そして武田は引き込むが、ブレイク。再開後、またも武田がタックルからバックをキープしてスリーパーを狙う。そこはしのいだ萩原だったが、武田はバックをキープし続け、試合終了。 判定は3-0で武田が勝利を収めた。
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