住民は“不参加” 知事は“有効性を強調”…能登半島地震後初の原子力防災訓練を振り返る
震災で住民のプライバシーへの配慮が課題となったことや、検査をより迅速に進めるためこれまで紙でのやり取りだった検査結果や住民情報をデジタルデータで管理します。 記者リポート「検査後は、IDを提示して確認を受け、避難所などに向かいます」 会場では知事も住民役になって参加し、訓練の有効性を強調しました。 馳浩知事「まずは職員や電力会社をはじめ、関係者で段取りを共有すること、技術の確認をしておくことが大事。技術革新が進んで『こういったやり方がのほうがよい』ということも考えられますので、常に見直す姿勢は必要だと思う。さまざまな状況があるので住民が参加した時の困難さを想定する必要がある」 元日の地震を反映した訓練となった一方で住民が不参加となった今年の訓練。馳知事は来年度以降は住民の参加を呼び掛け新たな避難計画の策定を進めたいとしています。
北陸放送