反町隆の主演ドラマ「オクラ」に早くも“映画化説”浮上…"プチ再ブレーク"の裏に木村拓哉の失速
反町隆史(50)主演の「オクラ~迷宮入り事件捜査~」(フジテレビ系)がドラマ関係者の注目を集めている。13年前に「グッドライフ~ありがとう、パパ。さよなら~」で主演して以来、反町がフジ系連ドラの主演から遠ざかっていたことや、2015年から6年半にわたり出演した「相棒」(テレビ朝日系)の冠城亘のインパクトが強くなり過ぎたことで不安視する向きも同局内にはあったという。 NHKの旧ジャニタレ起用再開に旧ジャニオタ猛反発!《STARTOの方から断って》とSNS大荒れ こうした状況下で8日に初回がスタートした「オクラ」の世帯視聴率は7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とまずます。驚くことに、早くもシリーズ化と映画化の話が上層部の間で出ているという。 「“オクラ”と呼ばれる警視庁捜査一課特命捜査情報管理室には“難あり”の刑事たちが集められます。その中の足で稼ぐ昭和タイプ刑事の反町と、タイパ重視で令和っぽい刑事・杉野遥亮(29)のバディーが見どころの一つ。反町は『相棒』で水谷豊(72)にみっちり鍛えられたことで、演技も安定しています」(テレビ関係者) プロモーションも兼ねて「オクラ」のオンエア前に再放送された、1997年の「ビーチボーイズ」(フジ系)の反町の圧倒的なイケメンぶりも、今回のドラマに往年の女性視聴者を呼び戻したのかもしれない。ただし、反町の“カッコよさ!”に演技力と表現力がプラスされたのは、やはり大きな強みだろう。
当初は木村が務める予定といわれてた資生堂CM
そんな反町のプチ再ブレークに、ある芸能関係者は「木村拓哉(51)が失速した影響も無視できない」と話す。具体的には昨年11月から流れている、妻・松嶋菜々子(51)と夫婦共演の資生堂CMの“交代劇”だ。当初「SHISEIDO MEN」のイメージキャラクターは木村が務める予定といわれていた。 ところが旧ジャニーズ事務所の性加害騒動でそれが白紙になり、白羽の矢が立ったのが反町と松嶋夫妻。夫婦CM初共演で話題性十分な企画となった。「Show must go on」とインスタグラムに投稿したことで、グローバルに展開している“世界のSHISEIDO”との巨額契約が木村の手からすり抜けていったわけだ。 「この夫婦共演CMは、反町の好感度を格段に引き上げるものになりました。木村の代打だったのに、《いくつになってもカッコいい》《美男美女の、理想的な御夫婦》《2人で素敵に年を重ねられた重厚感と信頼関係を感じる》と大絶賛されることになりました」(広告代理店関係者) 木村の“代打”が、一気に“超え”となるのだろうか。「オクラ」の視聴率とともに反町から目が離せなくなってきた。 (芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)