SUPER EIGHT安田章大、浮世絵師の新ビジュアル公開 主演舞台『あのよこのよ』メインキャスト発表
SUPER EIGHTの安田章大が主演を努め、4月8日からPARCO劇場で上演されるPARCO PRODUCE 2024『あのよこのよ』メインキャスト&チラシビジュアルが発表された。安田のほか、潤花、池谷のぶえ、落合モトキ、大窪人衛、村木仁、南誉士広、三浦拓真、市川しんぺー、中村梅雀らが出演する。 【写真】『あのよこのよ』キャスト 作品の世界観をイメージした扮装ビジュアル 作・演出を青木豪氏が安田と5年ぶりタッグで描く痛快な時代劇。幕末から大転換した明治初期を背景に、とある浮世絵師とそれを取り巻く人々が、ひょんなことから事件に巻き込まれ、珍道中に繰り出す。近年、歌舞伎の新作書き下ろしや、劇団四季などの大規模作品で演出を担うなど、ジャンルを問わず演劇界を盛り上げる青木氏が、2019年のパルコ・プロデュース公演『マニアック』に続き、笑いと爽快感あるエンターテインメント作品を生み出す。 安田が演じるのは、明治初期に生きる架空の浮世絵師・刺爪秋斎(サシヅメシュウサイ)。秋斎は、新政府を批判したとして番屋に入れられていたが、初犯ともあって解放され、迎えに来た弟の喜三郎と居酒屋で宴を共に。出所祝いとして眼鏡をプレゼントされ、さらに未来が見えるという能力のある常連・フサに占ってもらうと、「女に出会う」「その女が秋斎の未来を決めるだろう」と告げられる。そこに美しい女が男と共にやって来る。秋斎が出会う女性は彼女なのではないかと話していると、突如、刀や銃を持った男たちが現れる。そして男たちは秋斎たちに襲いかかって来るのだった…。 この強者ぞろいの俳優陣と青木ならではのちょっとひねくれたユーモアと笑い、そこにちょっぴりの切なさを加え、粋な音楽を織り交ぜた新感覚のオリジナルストーリーに注目だ。 ■キャストコメント ▼潤花 昨年宝塚歌劇団を退団して初めての舞台出演になるので、身の引き締まる思いでいっぱいでございます。在団中に何度か経験があるのですが、お久しぶりの和物作品に挑戦させていただきます。 すてきなお衣裳と鬘、お化粧で撮影していただいて、私自身演じるミツという役がさらにどんな役になるかとワクワクとドキドキでたまりません。 これから演出の青木豪さん、主演の安田章大さんをはじめとするたくさんの方々と化学反応をしていけるように、心を込めて努めてまいります。 ▼池谷のぶえ 今回作・演出の青木豪さんとご一緒するのは、『おにぎり』という演劇ユニットで、戯曲をお願いさせていただいて以来15 年ぶりです。そのユニット仲間である仁さん、しんぺーさんとも、まさかこんな形で久しぶりにご一緒できるとは思っていませんでした。そして、舞台俳優さんとしても本当に尊敬している安田さんと初めてご一緒させていただくのも、とても楽しみです。はじめましての方がほとんどなので緊張しますが、みなさんと作品創りをしていくことでどんな化学反応が起こるのか、とても楽しみにしております。 ▼落合モトキ PARCO 劇場はいつも観に行くところであるんですけど、舞台に立つのは初めてなので、すごくいい経験をさせてもらうなという感じがあって、主演の安田さんはそのPARCO 劇場でゴッホの作品をやっているのを観させていただきました。何か男にモテる男だなっていうような感じと印象があります。かっこいいのに芝居もできるんだ!いつか一緒にお芝居できたらいいなと思っていたので、今回すごく楽しみです。まだキャストの皆さんにも 会っていないし、はじめましてな人たちばかりなんですけど、稽古をして舞台に立つというのは勿論、仲の良さやチームワーク、何かいろいろなところで新しいものを見つけていけたらいいなと思っているので、皆さんもぜひ劇場で生のお芝居を楽しんでいただければなと思います。 ▼大窪人衛 事務所の先輩の池田成志さんや今回共演させていただく市川しんぺーさん池谷のぶえさんは、よくPARCO 劇場の客席からそのお姿を見ていたので、おそれ多くもありますが、精一杯全力で楽しみたいと思います。僕個人としては初めての時代物ですので頑張りたいと思います。個人的にとてもうれしかったのが、のぶえさんとしんぺーさん、仁さん、青木豪さんが昔やられていた『おにぎり』というユニットが僕めちゃくちゃ好きだったので、そ の方々が揃い踏みの舞台にご一緒できると本当に思っていなかったので、とてもうれしく思います。 ▼村木仁 青木豪先生の作品は、5、6本ぐらい出させていただいているんですけれども、演出は今回2 回目です。まだ台本は読んでいない状況なんですけど、痛快時代劇のどんなところが『痛快』か、すごくこれから台本をもらうのを楽しみにしています。そして、どんな演出をされるのか楽しみです。 ▼南誉士広 今回、この作品に参加させていただくに当たりまして、とても本当に光栄な気持ちでいっぱいです。すごいキャストの方々と肩を並べてお芝居できるということを大変嬉しく思います。作演の青木さんとはそうですね3年前ぐらいですかね。男たちが裸で歌い踊るという作品でご一緒させていただきまして、本当に役者人それぞれを本当に見てくださっているという、その役者のスペシャリティーをすごく限界まで引き出してくださる演出家さんだなと思っておりました。今回もトコトン引き出していただけるように楽しくリラックスして力を抜いて稽古に臨みたいと思います。そして観劇くださるお客さまにすてきな作品を届けられますように、このすてきな作品の歯車の一部になりますように、一生懸命頑張りたいと思います。 ▼三浦拓真 出演が決まりまして、とてもとても楽しみにしています。青木豪さんの演出を受けるのは、今回が2回目で、役者が持ってくるものをすごく楽しんで演出をつけてくれる方で、また役者と一緒にそのシーンや役や芝居について一緒に考えてくれる演出家さんです。試行錯誤して稽古場ではいろんなことが起きるので、すごく生き生きとした現場になるように、精いっぱい楽しんで一生懸命務めさせていただきたいと思います。 ▼市川しんぺー 作・演出の青木豪さんは、人間の内面に迫るような作品を書かれるので、すごくワクワクしていますし、今回は時代劇ということで、人間の業とかそういうところまで探っていくんじゃないかなと思っています。演出も役者の性質に沿ってくれるような内面から作り上げるような演出をなさるので、すごくワクワク期待しています。 魅力的な共演者の方がいっぱいいるんですけれども、村木仁さんと池谷のぶえさんというのが以前『おにぎり』というユニットを今も開店休業中みたいな感じなんですけれども、やっていまして、その3人がそろうということもちょっと奇跡的だなと思って楽しみにしております。 ▼中村梅雀 ここのところ私は初めてづくしで、今回のステージも役柄といい、時代といい、共演者の皆様、すべてが初めてです。もちろん、作・演出の青木さんとも初めてで、楽しみでしようがないです。68(歳)になって初めてづくしって本当に私は幸せだなと思います。体力もぐいぐいアップしているので、期待に応えて千秋楽まで突っ走ります。