「回らない寿司」が食べてみたいという子どもたち。回転寿司と回らない寿司ではどれくらい値段が違いますか?
家族でおすしを食べに行きたいというとき、選択肢として挙がるのが、回転ずしまたは回らないすし店です。外食をする際にどれぐらい金額が違うのか、気になる方もいるでしょう。また、子ども連れでの外食は周りに迷惑をかけないかとか、子どもが飽きてしまわないかなども気になります。 本記事では、回転ずしと回らないすし店の、それぞれにかかる1食あたりの費用を計算します。また、家族連れで利用する際の魅力も併せて紹介しますので、家庭に合った外食先選びの参考にしてください。
外食の回転ずしにかかる費用
「小売物価統計調査」によると、すし(外食/回転ずし)の1皿あたりの価格は183円です。回転ずしで1食あたり何皿食べるかは、マルハニチロが行った「回転寿司に関する消費者実態調査 2023」を参考にします。 1食あたりに食べる皿の枚数は、男性で平均約12(11.9)皿、女性で平均8.0皿です。夫婦が子ども2人を連れて家族4人で回転ずしに行った際に食べる量と費用を計算します。なお今回は、子ども2人の食べる量は、女性の平均と同じ8.0皿と仮定します。 12皿(父)+8皿(母)+16皿(子ども2人分)=36皿/4人家族 183円×36皿=6588円/4人家族 夫婦と子ども2人の家族4人で、回転ずしを利用した場合にかかる1食の費用は、約6588円と分かりました。 ■子どもも楽しめるサブメニューが豊富 回転ずしの魅力は、すしのメニューはもちろん、サブメニューも豊富にそろっている点です。例えば、フライドポテトやアイスなどの子どもが喜ぶメニューもあり、すし以外の食事も十分に楽しめます。そのため、魚が苦手ですしがあまり食べられなくても、サブメニューでおなかいっぱいになるまで食べられます。 またすしも、海鮮だけではなく、ハンバーグや生ハムなどのお肉系の変わりダネを用意している回転ずしもありますので、何度訪れても、飽きることなく楽しめるでしょう。 ■提供が早いので子どもが飽きない 回転ずしは、料理が提供されるまでの時間が短い点もメリットです。待ち時間が長いと、小さな子どもが飽きて、ぐずりだしてしまうこともあるでしょう。回転ずしであれば、注文してから提供までが早いので、待ちきれない子どもにとってもうれしいポイントです。