LED電球25万個、幻想空間 青森・十和田市の「冬イルミ」始まる
青森県の十和田市現代美術館周辺のアート広場を光で彩る「アーツ・トワダ ウインターイルミネーション」が15日、始まった。約25万個の発光ダイオード(LED)電球が広場のアート作品を照らし、幻想的な空間を演出している。 午後4時半ごろ、カウントダウンとともに点灯し辺り一面が青色の光に包まれると、集まった大勢の市民らから大きな歓声が上がった。親子連れらは、イルミネーションに照らされ闇夜に浮かび上がるアート作品と一緒に写真を撮ったり、広場周辺を散策したりして楽しんだ。 父と訪れた同市ちとせ小3年の畑中優璃杏(ゆりあん)さん(8)は「青と白の光がきらきらしていて、パーティーみたいできれい」とほほ笑んだ。 イルミネーションは今年で15回目。来年2月16日まで午後4時半~9時に点灯する。市地域交流センター「とわふる」の中庭でも同日程で実施する(休館日の12月29日~1月3日は除く)。アート広場では12月23日~1月5日、点灯時間を午後11時まで延長する予定。