レノファ、終了間際にPK献上で仙台に敗れる
サッカーJ2レノファ山口はリーグ戦第13節の3日、宮城県仙台市のユアテックスタジアム仙台でベガルタ仙台と対戦。終了間際に逆転を許して1―2で敗れた。 今季初の連勝狙った一戦。序盤から敵陣にボールを蹴り込んで攻撃の糸口を探ったがことごとく回収され、相手にボールを保持される展開が続いた。 劣勢だったレノファが前半20分に試合を動かした。フリーキックの流れから敵陣でパスを回して好機を探ると、右サイドからドリブルで切り込んだMF吉岡雅和が距離のある所からゴールを狙って左足を一閃。ペナルティーエリア内のMF池上丈二が右足でボールの軌道を変えると、ゴール左下に吸い込まれた。 先制に成功して一気に流れをつかむも追加点が遠い。試合を優位に進めたが、前半アディショナルタイムに一瞬の隙を突かれて失点し、試合を折り返した。 後半は開始早々に決定機を迎えたが、その後は押し込まれる機会が増えた。展開を打開しようと選手を入れ替え、陣形も変更したが奏功せず。勝ち点1を分け合うかに思われた終了間際にペナルティーキックを献上し、2016年にレノファに在籍した中山仁斗に決められて悔しい黒星となった。