朝ドラ『らんまん』牧野富太郎ゆかりの植物“そっくり”作品展 精巧な粘土で再現 出雲・しまね花の郷 15日まで
島根県出雲市西新町2丁目、しまね花の郷で、植物学者・牧野富太郎(1862~1957年)にまつわる植物を樹脂粘土で再現した作品展が開かれている。来場者は精巧に作られた約40点に見入っていた。15日まで。 【コラム】『らんまん』『あんぱん』…朝ドラ続く高知を思い、気付いた事実 「うちの芝生の方が青かった」
牧野富太郎は高知県出身で、日本を代表する植物学者。昨年、NHKの連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルになった。 作品は市内在住のクレーアーティスト、永見早苗さんが制作。牧野が少年時代から親しんだという、白い花びらがかわいらしい「バイカオウレン」や、鮮やかな赤い実が印象的な「ヤマモモ」といった作品が並ぶ。 また、高知市の高知県立牧野植物園の協力を得て、牧野の写真や、植物図の複製品も展示されている。 花の郷の岸真園長は「作品を間近で見てもらい、本物のような精緻さに驚いてほしい」と呼びかけた。 期間中無休で、開館時間は午前9時半~午後5時。入場料は大人200円、小中高生100円、未就学児無料。