シナノスイート初出荷 JAあづみ 味・見た目「大変いい出来」 長野県安曇野
長野県安曇野産リンゴの中生種の主力品種・シナノスイートの出荷が2日に始まった。安曇野市三郷温のJAあづみ果実中央選果所で、傷の有無や糖度、大きさで分ける選果作業が行われ、初日は県内のほか首都圏や関西圏などへ1000ケース(1ケース10キロ)が出荷された。 シナノスイートは糖度が高く、酸味が少なく、みずみずしいのが特徴。選果所では、従業員が目視で傷の有無を確認し、ベルトコンベヤーに載せていった。光センサーで大きさや糖度を判定し、特秀・秀・優・良の4段階に分けて箱詰めした。 JA担当者は「今年は味も見た目もよく、大変いい出来になった。凍霜害もなく、収量も期待できる」と話していた。シナノスイートの出荷は10月下旬までで、前年より2万ケース多い10万5500ケースの出荷を見込んでいる。
市民タイムス