千賀滉大、復帰登板ながら不運なアクシデントで15球だけ、1イニングを無安打無失点 左ふくらはぎ痛から57日ぶり
左ふくらはぎ痛で離脱しているメッツの千賀滉大投手(31)は21日(日本時間22日)、球団傘下3Aシラキュースの先発投手としてシャーロット戦で実戦復帰のマウンドに上がり、2奪三振など1イニングを無安打無失点、1四球に抑えた。 千賀にとって、実戦マウンドは7月26日以来57日ぶり。先頭打者こそ直球だけでストレートの四球を与えたが、続く打者3人からは宝刀『お化けフォーク』で2つの三振を奪い、さらに内角高めの直球で平凡なレフトフライに抑えた。 1回は15球でフィニッシュ。当初は30~35球の予定だったため、2回もマウンドに上がるはずだった。だが、シラキュースはその裏に打者14人を送る猛攻で一挙8得点。米ヤフースポーツによれば、「2回のマウンドに上がるまで長い時間がかかっていることから、チームは千賀の登板を1回のみで終わらせることが最善だと判断した」。そのため、予定の球数をこなせなかった。 それでも地元放送局SNYによれば、メッツ首脳陣は今季中のエース右腕のメジャー復帰について「どんどん楽観的になっている」という。その結果、早ければシーズン最終3連戦(対ブルワーズ)の頭となる27日にもオープナーとして先発で復帰し、2回前後を任される可能性があるという。 メッツは21日現在、ナ・リーグ東地区2位もワイルドカード争いでは3位でプレーオフ進出圏内にいる。(写真はAP)
中日スポーツ